【工作】紙とんぼの作り方 トイレットペーパーの芯のプロペラが飛ぶ
紙とんぼの作り方。
身近にある材料で簡単工作!プロペラだけが飛ぶタイプの竹トンボ、いや紙とんぼです。
トイレットペーパーの芯から切り出したプロペラをペットボトルのキャップと竹ひごで作った発射装置で飛ばします。
設計図・型紙もあるので簡単に作ることができます。
室内でも飛ばして遊べるので雨の日のおうち工作に如何でしょう。
【材料】
設計図・型紙(A4サイズの普通紙に印刷)
竹ひご(φ3mm)
トイレットペーパーの芯(高さ105mm)
ペットボトルのキャップ
【道具】
鉛筆、はさみ、カッターナイフ、定規、ニードル、
ドリルビット(1.5mm~3.0mm)、
ポンチ(φ4mm)、金槌
【作り方】
①準備
設計図・型紙をダウンロードし普通紙に印刷する
②竹ひごを加工
設計図の長さに竹ひごを切り、先を整え、片側を鉛筆削りで軽く削る
③ペットボトルのキャップを加工
型紙を切り抜きペットボトルのキャップに重ね合わせ、3箇所の穴の位置にニードルを刺し印をつける
ドリルビット(1.5mm)を素手で使って下穴を開ける
ドリルビット(3.0mm)を素手で使って穴を開ける
④発射装置を組み立てる
ペットボトルのキャップの穴に竹ひごを挿す
真ん中に長い竹ひご、両端は短い竹ひごを先を削ってある側から挿す
両端の短い竹ひごをキャップから約5mm出す
⑤プロペラを作る
型紙を切り抜き裏にボンドをつけてトイレットペーパーの芯に貼る
プロペラを切り出し、ポンチで2つの穴を開ける
これで完成です
【おもりについて】
プロペラの両端を重くすることで遠心力が増しプロペラの回転に勢いが出ます。
ただし、プロペラの重量が増しより大きな揚力が必要になります。
おもりは設計図から型紙を切り出し、プロペラと同じようにトイレットペーパーの芯に貼り、切り出します。
円型と半円型の2種類を用意しました。いろいろな重さで試してみましょう。
【プロペラのねじれについて】
トイレットペーパーの芯にプロペラの型紙を斜めにセットし切り出すことでプロペラのねじれを得ています。ただし、紙であるため一定のねじれを保つことはできません。うまく飛ばないときは手でプロペラのねじれを調整します。
【プロペラの回転方向】
竹トンボを飛ばす時には軸を両手の平で挟んで互い違いに前後させ回転に勢いをつけてリリースします。
その際、右手を前にした状態で竹トンボをリリースする方法と左手を前にした状態で竹トンボをリリースする方法があります。トイレットペーパーの芯からプロペラを取得する時に型紙をどちらに傾けるかによって飛ぶ時の回転方向が決まります
・右手を前にリリース(反時計回り)する場合→少し右に傾ける
・左手を前にリリース(時計回り)する場合→少し左に傾ける
【バランスが大事』
紙とんぼをどのように飛ばしたいか?高く飛ばしたいか?長く飛ばしたいか?
全てはプロペラのねじれと重さにかかっています。
両者を調整して自分好みの紙とんぼを作りましょう。
【遊び方】
飛距離を競う、高さを競う、飛行時間を競う、目的の場所に着陸させる、…など遊びは無限です。
【撮影後記】
以前、トイレットペーパーの芯とストローで紙とんぼ・紙コプターを紹介しましたが、昔よく遊んでいたプロペラだけが飛ぶタイプの竹とんぼをいつか作ってみたいと思っていました。材料について考えた時に一番に思いついたのがペットボトルのキャップです。ちょうど前回の動画でペットボトルのキャップに穴を開ける方法を紹介したばかりでしたので。ペットボトルのキャップに穴さえ開けることができれば簡単にできる工作の誕生です。室内で飛ばすことができるので梅雨時でも楽しめますよ。
動画はこちら
【工作】紙とんぼの作り方 トイレットペーパーの芯のプロペラ
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